天竜師の手彫り天童楷書上彫り駒です。 伝統工芸士で【現代の名工】天童を代表する駒職人 駒師　「天竜」国井孝師 伝統工芸士で厚生労働省が選出する「卓越した技能者（現代の名工）」に選ばれた天童を代表する駒職人です。 機械彫りが主流の天童の「彫り駒」生産において、手作業による彫り仕事が減り始めてからは、機械彫りとの差別化を計るめ、 木地から駒を彫る高級駒づくりに転換。一貫して手彫りにこだわり駒に下書きをせずに彫り始める「すかし彫り」と呼ばれる技法の持ち主です。 力強い深彫り駒は将棋マニアにも『彫りの天竜』と知られて大人気の駒師です。下書きをする通常の方法では1つの駒を彫るのに30分程必要ですが天竜さんはわずか5分ほどで完成させます。 日本一の将棋の駒の産地・天童市のなかでも最高の駒と評価され、羽生善治永世名人が18連覇を決めた王座戦など、多くのタイトル戦でも使われ多くの駒収集家の憧れの的です。私の最も好きな駒師です。 ◎本品は師匠【香月】師より独立した際かしょう【香松】を拝命薩摩黄楊で【3組】彫り上げた貴重な駒、彫りね天竜の初品です。 ご覧のとおり洗練された力強い彫の駒字、丁寧な仕上げ完成度の高い作品です。現在では探すことは大変難しい品です。 ※ 駒数は41枚【予備歩1枚】 ※ 【観賞用駒平箱】